受診をおすすめする方の症状
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受診をおすすめする方の症状
下肢静脈瘤は、足の静脈の血液がうまく心臓に戻れなくなり、血管がふくらんでしまう病気です。
早めに気づくことで進行を防ぎやすくなりますが、「疲れているだけ」「立ち仕事だから仕方ない」と見逃されることも多いのが特徴です。
東京血管外科クリニックでは、足の症状から下肢静脈瘤の可能性を丁寧に診断し、必要に応じて日帰り治療まで一貫して行っています。
ここでは代表的な症状について、どんな方に起こりやすいか/放置するリスク/受診のタイミングを分かりやすく解説します。
夕方に強くなる「むくみ」は下肢静脈瘤の初期症状としてよく見られます。放置すると皮膚の色素沈着や湿疹、潰瘍などへ進行することがあります。
血流が滞り筋肉・神経に負担がかかり、痛みが慢性化します。筋肉痛と勘違いして悪化するケースもあります。
数日〜数週間痛みが続く、血管の浮きが目立ってきた場合は受診がおすすめです。
皮膚炎(うっ滞性皮膚炎)を引き起こし、悪化すると皮膚が硬くなる・黒ずむ・潰瘍になるなど重症化します。
湿疹が繰り返す、保湿や薬でも治りづらい場合は血管の問題が隠れている可能性があります。
静脈の逆流が始まり、血管の浮きや張り感が強くなります。
1週間以上続く、夕方に悪化する場合は受診を検討してください。
ボコボコした血管は進行した静脈瘤のサインで、炎症や血栓リスクが高まります。
血管が見た目ではっきりわかる場合、痛みがなくても早めの受診をおすすめします。
足がつるのは血流不足のサイン。静脈逆流が背景にあると、頻度や痛みが増すことがあります。
週に何度もつる、睡眠の妨げになる場合は検査をおすすめします。
炎症による熱感で、悪化すると赤みや痛みに発展します。
片側だけ熱い、むくみ・色変化を伴う場合は早めの受診が必要です。
神経刺激によるむずむず脚症状は、睡眠の質の低下にもつながります。
睡眠を妨げる場合や頻繁な場合は受診をご検討ください。
皮膚の変色は重症サインで、潰瘍(皮膚がただれる)に進行する可能性があります。
変色が見られた段階で早期受診が必要です。
静脈だけでなく動脈の病気(閉塞性動脈硬化症)が隠れている場合があります。
左右の冷えに差がある、歩くと痛む場合は早めの受診をおすすめします。
動脈疾患・神経疾患・静脈瘤が関与している可能性があり、放置するとしびれが広がることも。
しびれが数日〜数週間続く場合は一度検査を。
血流障害による潰瘍・感染のリスクが高まり、治療が長引きやすい状態です。
1週間以上治らない傷、ジクジクする湿疹は早急に受診をおすすめします。
下肢静脈瘤は、進行するとむくみ・痛み・皮膚炎・潰瘍など生活の質を大きく下げてしまう病気ですが、早期であれば対処しやすく、治療も負担が少なく済むことが多いです。
東京血管外科クリニックでは、専門医が超音波検査を用いて静脈の状態を丁寧に診断し、症状に応じた最適な治療法をご提案しております。
「これって静脈瘤かも?」と感じた段階でも構いません。お気軽にご相談ください。
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