
無針注射
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無針注射
手術の痛みというと身構えてしまうかもしれませんが、手術の痛みは麻酔時の痛みのみです。麻酔をしてしまえば痛みは基本的にありません。その麻酔時の痛みに対しても、小さなことの積み重ねで痛みの軽減を図っています。
基本的に麻酔は30G針と呼ばれる極めて細い針を用いており、痛みが少ない注射針になります。
また、術後の痛みは少ないです。手術により痛み止めを処方する事もありますが、使用されない方がほとんどです。
手術に対する不安や手術中の痛みは手術内容で決まるものではありません。前日の寝る前から始まり、手術前の待ち時間、手術室に入った時の緊張感、準備中それぞれの段階で出てくるものです。
当院では、それぞれのタイミングで手術に向き合いつつ、気を紛らわし不安や緊張を取り除くように配慮しています。
手術前日まで
治療内容、注意点など丁寧に説明し、疑問や不安が残らないように努めます。
手術当日(手術前)
手術前に再度治療内容の確認を行い、疑問点や不安を確認します。リカバリールームで着替えていただきますが、広くリラックスできるよう整えています。
入室
手術室というと単色の無機質な内装をイメージされる方が多いかと思います。当院では局所麻酔での治療となるため、木目を基調とし、間接照明やプロジェクションなどでリラックスできる空間づくりをしています。
術後
リカバリールームに戻り、まずは休まれてください。
不安が強い方や痛みに弱く体が動いてしまう方などには静脈麻酔をお勧めしています。
そのような方は血管攣縮により治療対象の血管が細く締め上がり手術困難となる場合もあるためです。静脈麻酔を行うことで、うとうととした半分眠った状態となり、痛みを感じにくく、リラックスすることで手術操作が安定し、患者様への負担軽減につながります。手術を受ける際はご相談ください。
細い穴から高圧で薬液を射出する注射器になります。
極めて細いジェット水流により皮下に薬液を浸透させます。
針のような鋭い痛みはありませんが、注射時の圧迫や叩かれるような衝撃を感じます。
予備麻酔として使用することがあります。
手術当日の車の運転は控えていただいています。
局所麻酔により皮膚感覚が変化しているため、通常より力が強くなったり弱くなったりする可能性があるためです。
公共交通機関やご家族の方に付き添っていただきご来院ください。
全部で4室あります。2部屋は椅子を用意し、2床は手術室からストレッチャーでそのまま入室できるようになっています。
次の患者様が使用するため待合室に移動することなく、安心して帰れるまで休んでいただいて構いません。
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