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透析用長期留置カテーテル挿入

透析用長期留置カテーテル挿入|東京都中野駅すぐの下肢静脈瘤・透析シャントの日帰り手術|東京中野血管外科クリニック -下肢静脈瘤・透析シャント-

透析用長期留置カテーテル挿入とは

透析治療を行うためには、血液を体外へ送り出すための“血液アクセス”が必要です。その一つが、透析用長期留置カテーテルと呼ばれる専用の管です。急に透析が必要になった場合や、シャントが使えない際に重要な役割を果たします。

こちらでは、専門的な内容をできるだけやさしく、カテーテル挿入の流れや注意点を説明します。

透析用長期留置カテーテルとは

透析用長期留置カテーテルは、首や胸の静脈に挿入する細く柔らかい管で、透析に必要な十分な血流を確保するために使用されます。

どんな場面で使われる?

  • 透析をすぐに始めなければならないとき
  • シャントが作れない、または使えなくなったとき
  • 血管が細く、他の方法では難しいとき

短期カテーテルとの違い

短期のカテーテルより感染しにくい構造で、長期間の使用に適しています。

長期留置カテーテルの種類

長期カテーテルには種類がありますが、どれを選ぶかは血管の状態や治療計画を考慮して医師が判断します。

カテーテル挿入が必要になるタイミング

急に透析が必要になった場合

腎臓の働きが急に低下した場合、その日に透析が必要になることがあり、カテーテルが有用です。

シャントが使えないとき

血管が細い、詰まっている、皮膚に問題があるなど、シャント作成が難しい場合の選択肢となります。

血管の状態がよくない場合

透析歴が長い方では使える血管が少なくなり、カテーテルが必要になることがあります。

カテーテル挿入の大まかな流れ

① 必要な検査を行う

血管の状態を確認し、安全に挿入できる場所を判断します。

② 麻酔をして痛みを和らげる

挿入部を局所麻酔して、処置中の痛みを軽減します。

③ カテーテルを挿入する

負担が少ないよう配慮しながら、適切な血管にカテーテルを留置します。

④ 挿入後の確認

カテーテルが問題なく機能しているかチェックします。

透析カテーテル挿入のメリット

すぐに透析が開始できる

緊急時の大きなメリットです。

血管が細い方でも使用できる

シャントが難しいケースでも透析が可能になります。

透析効率が安定しやすい

血流が確保しやすいため、透析の質が安定します。

デメリットやリスク

感染症のリスク

発熱・赤みなどの場合は早めの受診が必要です。

詰まり(血栓)の可能性

カテーテルが詰まると透析に影響が出ることがあります。

出血や腫れ

挿入部に痛みや腫れが出ることがあります。

機能低下の可能性

長期使用では血流が悪くなる場合があります。

カテーテル留置後の生活と注意点

シャワー・入浴について

カテーテル部分を濡らさないことが大切です。防水処理など具体的な方法はスタッフがご説明します。

創部(挿入部)のケア

赤み・腫れ・痛みの有無を毎日確認しましょう。

普段の生活で気をつけること

  • カテーテルを引っ張らない
  • 重い荷物を持たない
  • 激しい運動は控える

異変がある場合

発熱・痛み・出血・ズレなどは早めの受診が必要です。

よくある質問(FAQ)

処置は痛いですか?

局所麻酔を使用するため強い痛みはほとんどありません。

どのくらい使えますか?

数週間〜数ヶ月使用できますが、状況によって異なります。

シャントができたらどうなりますか?

シャントが使えるようになったらカテーテルを抜去します。

普段の生活は変わりますか?

大きく変わりませんが、カテーテルに負担がかからないよう注意が必要です。

透析カテーテルが必要か迷っている方へ

経験豊富な医師が、感染管理を徹底しながらカテーテル挿入を行います。透析施設とも連携し、アフターケアも丁寧にフォローしています。

透析カテーテルは不安を感じやすい治療ですが、必要な場面があります。当院ではご説明を丁寧に行い、疑問に寄り添いながら最適な治療方法をご提案しています。どのような段階でもお気軽にご相談ください。

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